ネット通販基礎知識

ネットでのトラブル件数

インターネットでのトラブルの相談件数は毎年増えています。
国民生活センターへの相談件数は、2013年時点で約20万件で、そのうち商品取引での相談が5万件以上です。これは実際に相談された件数ですので、相談していないものを考えるとすごい数になると思われます。

どんなトラブルがあるの？

商品購入でのトラブルでいえば、
・購入した商品と違う
・サイズや色が違う
・入金後、連絡が途絶えた
・お試しで買った商品が定期購入になっていた
・クレジットで購入したら買った商品の値段より多く引き落としされていた
などの報告があります。

私もオークションで商品を買った時に色が違ったことがあってガッカリした覚えがあるわ。そういう時はどうすればいいのかしら？

そんなもん諦めて別の物を買うにゃ！！お金は天下のまわりものにゃ！！

・・・晩ご飯抜きがいいのね。

う、ウソウソ、次で説明するにゃ。よく読んで注意すればだまされたり間違えたりしないにゃ。あと晩ご飯たべるにゃ。

ネットショップ編

買った商品の色が違う

これが本当に良くあるトラブルです。というのも、スマホの画面、パソコンのモニター、テレビなど、皆様様々なモニターで色を見て購入されますが、モニターによって表示されるカラーが違います。私もパソコンで作業をする際に二つのモニターを使って作業するのですが、メーカーが違ったりモニターの設定の違いで、表示カラーが全然違います。それと、撮影者が使ったカメラによっても違います。さらに言うと、ショップによっては見栄えを良くするために画像を加工している場合もあります。対策が一番難しい部分ではありますが、対応策もあります。
・ショップや商品のレビューがあればよく読む
・ショップに問い合わせる
・試しに色の似ている安めの商品を買う
などでしょうか。思っていた色と違うのはどうしようもない場合が多いため、あまり有名ではないショップで購入する場合は注意しましょう。

サイズがおかしい

普段からMサイズの服がちょうどいいから、Mサイズで大丈夫！と勇んで買った商品が、大きすぎたり小さすぎたりしたことはありませんか？実は私も何度か経験があります。実際に試着できないからこそ、購入時に注意しなければいけません。具体的には、
・ショップ内のサイズについてのリンクを探し、調べる
・自分のカラダを採寸する
・MやLなどの表記だけで判断しない
・ショップに問い合わせる
などでしょうか。最近のショップでは、サイズをcmで表示している親切なショップもあります。そういったところで購入する場合は、自分が着ている服を採寸して、良く似たサイズを選ぶようにすると吉です。

買った商品と違う、商品が届かない

買った商品と届いた商品が違うことはごく稀ですが、選ぶショップによってはわざと間違えて送ってくる悪質なショップもあります。具体的には、日本人が運営していないショップで多くみられます。このショップ大丈夫かな？と思ったら以下を確認して下さい。
・サイト全体をよく見て、日本語がおかしくないか確認する
・支払方法が振込しかない
・振込先が日本人名ではない
・会社の住所がないor住所が民家やマンション
・問い合わせの返答がテンプレートで、詳しく質問しているのに会話が噛み合わない
・yahooやgoogleでショップ名を検索する
などでしょうか。上記に該当したからと言って、必ず悪質なショップというわけではありませんが、なるべく注意して下さい。

お試しで買った商品が定期購入だった

この場合、商品説明や利用規約に書かれている内容をよく確認していなかったことが原因だったりします。最初の１ヶ月だけ安くて、後は通常価格などです。他には、１ヶ月無料で、キャンセル処理を自分でしないと、２ヶ月目以降引き落としという販売方法もあります。これらのトラブルを回避する方法は、商品ページをよく読むことが大切です。気を付けて！！

買った商品の値段以上の引き落とし

この場合も、実は商品説明などにその他の費用のように掛かれている場合があります。商品説明をよく読んでいれば回避できるトラブルですので、商品説明はしっかり確認しましょう。

【ま と め】

いかがだったでしょうか。服などを購入する際の参考になれば幸いです。どんどん便利な世の中になり、通販が便利で以前の生活には戻れない私です。大型の商業施設内のショップが入れ替わりなどにより、お気に入りのショップが近くに無くなれば、ネット通販に頼るしかなくなる場合があります。そうなった時にこちらの記事が参考になれば嬉しく思います。オークションについての記事もまた書かせて頂きます。